このヘッドホンを装着してから某家電量販店の店員さんから声かけられなくなったというお話はまた別にして、見るからにガチ勢感が漂うヘッドホンなのがわかった。いや、店員さんから「こいつ絶対話しかけても聞こえないだろ」と思われているかもしれないが心配しなくても音量はそんなに上げていないから聞こえています。
で、音質はどうよ?
僕の環境ではNW-F887でコーデックがATRAC Advanced Losslessですね。そろそろリニアPCMに変えたいけれどビットレートが1.4Mbpsなんでどう考えても64GBでは容量が足りません。(聞かない曲を消せばいいんじゃないの?はなしで)
ジャンルに関してはロック、ポップ、ときどきクラブミュージックをメインに聴いています。どうせ参考にならないので、自分にとって好きな曲で視聴するのを勧めます。僕がよく聴いている曲を紹介することになるんですけどぉ...
Tears For Fears - Head Over Heels - YouTube
最近僕がハマっているTears For Fearsですね。僕はMDR-1Aを購入する前は「重低音がっつりだけどベースが聴こえるかな?」って心配したが、聴いてみると重低音が邪魔されずベースが鮮明に聞こえているのを驚きました。重低音タイプだと中低音よりのベースの表現が苦手だったりするんですね。これでがっかりした人が多いかと。
Bloc Party - I Still Remember - YouTube
実はとある雑誌に紹介されて気になっていたからというノリ買ったアルバムに収録されている曲なんですね。「ギターが鮮明に聞こえる」と言ってもわからないから実際に視聴してほしいんですね。ただ、違うなと思ったのが全体的にキレがありながら厚みのある低音にギターの音が埋もれていないところですね。
Keane - My Shadow (official, fan-made video ...
Keaneの3rdアルバム、Perfect Symmetryのシークレットボーナスとして収録。僕にとってお気に入りどころか名曲リストに入れています。そんなことはどうでもいい。トム・チャップリン氏の力強い歌声と息遣いまで見事に再現されています。それ以上のことはモニター用で。
まとめ
「これだけ再生周波数帯域があればどっか崩れてるやろ」と、本気で思った僕ですが、バランスがよく取れて「締りのないベース」まで再現するほどの実力の持ち主です。「今まで聴き取れていなかった音まで聞こえてくる!」と感動した人向けだが、効果音に向いていないと感じたのは僕だけでしょうか?
やっぱりゲームBGMは硬い音の方がいいかなぁって思ったり。いやいや、これだけバランスが取れて鮮明に聞こえるなら3万円出す価値がありますよ。購入してからすぐに高音質が楽しめるヘッドホンなんてなかなか出会えないからね?
おまけ
ソニー「音の量が違う」
ぼく「再生周波数帯が5Hz〜100kHzって人間の聴覚だと聞き取れないよ。コウモリかよ」
MDR-1A購入後
ぼく「今まで聴き取れなかったパートが鮮明に聴こえる… すげぇ…」
1週間後
ぼく「音の量が違う」
なぜなのか?
— 特定健全飲料水アールグレイ緑茶 (@earlgrey_green) August 9, 2015
どーせこうなるとわかっていた