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冷めかかったお茶に熱いお湯を

極上のスパイスと妄想を

(物理的に)歯痒い思いをしながら歯医者さんへ

ブログ

虫歯になって歯の神経を取り除き、お薬を投入されて以降は痛くなると思ったら痒みが強くなってきた。本当の意味で歯痒いということがわかった23歳の冬。

っていうことで、本来の歯痒いの意味を確認しましょう。

dictionary.goo.ne.jp

「思い通りにならない」や「苛立たしい」や「もどかしい」ということだが、最近は「もどかしい」という言葉はあまり使わないような。とにかく「思い通りにならなくていらいらする」というニュアンスでいいのだろうか。「痒い」という時点でイライラしていることだろうと僕は思う。しかし「歯なんてあんな頑丈なものが痒くなるのか?」という疑問。が、語源のことを言い出すとキリがないからやめておく。

 

 ところで虫歯菌にやられた歯の神経をどうやって綺麗にするのだろうか。僕のとーちゃんに聞くと「歯の神経を綺麗にする=虫歯菌を焼き殺す」という治療が主流だったそうな。まさかの焼き討ち?確かに熱処理の方が速くて効率に良いだろう。虫歯菌なんて焼き殺してしまえ!っていう感じで熱処理すれば死滅する。「えっ?熱処理するの?」と思ったらお薬による治療だった。熱処理では歯の細胞や歯茎の細胞やその他大勢の細胞たちが巻き込まれて死んでしまうらしい。それとリスクが大きいからやっていないというのも考えられる。

 それに比べてお薬による治療はそんな心配が不要らしい。副作用というリスクさえ目をつぶれば大丈夫。他の歯や歯茎が巻き込まれる心配はない。が、臭いがきつい。お口の中が薬品の香りがムンムンするんやで?ご飯を食べているときも薬品の香りがするんやで?辛いやろ?この香りで気分を悪くする。まだ香りだけならマシだが、異様な眠気と脱力感と無気力感に襲われ寒気まで襲いかかる。つらい。そして...

かゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆい!!!

物理的に歯痒い!!!

 歯の根本なので歯なのか歯茎なのかものすごく微妙なところであるがとにかく痒い。ご飯を食べると痒くなり牛乳を飲むと痒くなる。そこは「冷たいものや温かいものを飲むと刺激物と誤判定して痺れるような痛さが襲いかかる」ぐらいになるのかと思ったら実際は違った。とにかく痒い。痛いのは寝ているときと寒いときだけ。「僕の神経は正常か?」と疑った。「痛いのもあるけど、痒みが酷いから我慢できない」と思い歯医者の予約日が待ち遠しかった。歯医者の予約日が待ち遠しいのは人生では初めてかもしれない。

 歯医者さんへ行き治療開始前に歯科衛生士が仮の詰め物を取り除いた瞬間、何かが解放されたような感覚になり一気に痒みが酷くなった。蒸れてるのかと。あまりにも痒いから発狂しそうになった。医師が歯の神経かゴミかわからないが何かを取り除いているときが最高に気持ちよかった。痛くもない。「痛かったら我慢しないで知らせてくださいね」って言われたが、あまりにも気持ちよさに痛いという感覚がほぼなかった。痛いと感じたのがバキューム(口の中の水分を吸い取るやつ)があたったぐらいだけどな。口の中に入れっぱなしだったけどな。

 治療が終わり、お口の中が薬品の香りが充満するなかで帰宅。仮の詰め物が硬くなっていないから、うどんを食べたらまた痒くなってきた。そろそろ治ってくる頃だろう。もし激痛に襲われたら歯医者さんへ行こう。歯の延命治療はもう少し時間がかかりそうだ。